友人からおすすめのクルマを紹介して欲しいとリクエストがあったため、今回から数回に分けてクルマ選びから購入までのポイントを紹介していこうと思います。
上から目線でぶった斬っていきます。
今回はクルマ選びです。
クルマ選びで最も重要なことは、
“愛着を持って永く乗れるクルマを選ぶこと”
実際のところ、この一言に尽きます。
クルマ選びの流れを以下に示しました。
1. 予算を決める
2. 予算から購入の候補になるクルマをピックアップする
3. ピックアップしたクルマのグレード・オプションを決める
4. 予算や希望から条件に合うクルマを絞る
5. 実際にクルマを見に行く
6. 1〜5を繰り返すことで精度を上げていく。
次に押さえておかなければならないポイントです。
1. 三菱自動車のクルマは候補から外す。
リコールやサービスキャンペーンにより製品適切に改修することが出来ない為。
リコールやサービスキャンペーンを適切に実施するのは容易なことではありません。壊れて修理に出してもまた壊れるといった感覚です。永遠に修理が完了しません。
2. ボディーカラーは妥協しない。
実車で確認する。
有償オプションでも目立つ色でも気にせず好きな色を選んでください。査定のことなど考えて決めるべきではありません。また、実車を目の前にした印象とカタログやCMの印象とは全く異なります。できれば、よく乗る時間帯や天候で確認するのがベストです。同じ色でも夏晴れの午前中の青い太陽光ではどんなボディーカラーでも見栄えしますが、夕暮れ時の黄色っぽい太陽光で照らされる時とは印象が大きく異なります。
迷った場合はパールホワイトがおすすめです。天気が悪い日や夕暮れ時でも明るく印象の変化が少ないです。また、洗車傷も目立ちにくいです。
SUVで迷った場合はソリッドカラーのブラックです。バンパー下部等の未塗装樹脂部分と同色になる為、すっきりとした洗練された印象となります。
注意点です。同じ色でも2種類用意されている場合があります。同じ色でもマイナーチェンジ等で色合いが変更になる場合があるので、カラーコードを確認してください。
ボディーカラーは中古車サイトの写真をみると実際に近い印象で確認することができます。お手軽でオススメの確認方法です。
好きであれば迷わず選んでほしいですが、ハイブリッド専用の淡いブルーやグリーン・ピンク・可愛い系のツートンカラーといった企画もののボディーカラーは経年時に印象の古さが目立ちます。
3. グレード・メーカーオプションは“あまり”妥協しないほうが良い。
後付けすることが難しいものは選択して良いと思います。特に暖かい地域でも寒冷地仕様やリヤフォグは迷わず選択することをおすすめします。
バックカメラも後付けの場合、傷を付けるリスクが高い為、アフターのカーナビを取り付ける場合でもメーカーオプションを選択するのがオススメです。
走り・質感を重視される方にはガラスのルーフはおすすめ出来ません。軋み音が生じますし、すぐに汚れて目立つ為CMやカタログのような雰囲気で使用することは不可能です。
4. ディーラーオプションの装着は最小限にする。
フロアマットのみの選択が基本です。
ラバーマットは靴の汚れを気にしなくて良く、安価で掃除も簡単でおすすめです。しかし、汚れやすく目立ちます。また水拭きや水洗いをしないと埃っぽさは残ります。クルマの質感も下がります。
汚れをそれほど気にしなくて良い場合は、価格の高いものを選択するとラグジュアリーな雰囲気となります。
ディーラーオプションをおすすめしない理由は、多くの場合取り付け時にクルマに傷を付けられるからです。※Mercedes-BenzやBMWを除く。また、ディーラーオプションとして用意されるパーツのほとんどは品質が低く自動車メーカーとして取り付けることのできないものです。
サイドバイザーやナンバーフレームはクルマの性能や美観を損なう無駄な装飾です。サービスされても取り付けはやめましょう。しかし、洗車時にナンバープレートのエッジで手を切らないように気をつけてください。
5. インテリアは汚れの目立たないブラックがおすすめ
ライトカラーのインテリアの場合、デニムの色移りも目立ちます。普段着る洋服のことも考慮してください。レザーシートも経年により痛みが目立つので、永く乗ろうと思っている場合にはあまりおすすめではありません。